出張先から

仕事柄出張が多いためか、いろいろな土地の特産品を食べる機会に恵まれている。
今日訪れたここ山陰地方の名産と言えば、やはり「あご野焼き」と「めのは」だ。出雲は父親の出身地でもあるのだが、昔住んでいた家の斜め向かいで、朝早くからあごを焼いていたのを今でも覚えている。
"あご"とはこちらの方言で、一般に言うトビウオのこと。日本海では昔からよく取れたらしい。"めのは"は若い昆布のことで、軽くあぶって食べるととても旨い。もちろん、どちらも日本酒か焼酎にぴったりだ。
ところで、毎回ここへ出張するたびに感じるのは、羽田−出雲間の利用客がとても多いこと。昔住んでいた土地なので遠慮なく言わせてもらうと、はっきり言ってそれほど産業は盛んではない、つまり田舎なのだ。それなのに何故、、、と思っていたら、どうやらお役所関係や外郭団体のセミナーや講演会が結構頻繁に行なわれているらしい。なるほど、さすがは竹下元総理や青木幹事長などを輩出した土地柄だ。東京へ出て政治家を目指す人も多いらしい。
それにしても、松江駅出雲空港間の連絡がバスだけというのはいい加減に勘弁して欲しい。空港から顧客のところへ移動するのに、往復4,000円もかかるってのはどうなのさ?